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スペインで聖マリア女学院を創立した聖カルメン・サジェスは「社会のよき市民になりなさい」と伝えています。今の時代に置き換えると「国際社会で貢献できる女性になりなさい」ということでしょう。グローバル化が進む中、本校の掲げる「やさしさは心に まなざしは世界に」を実践し、世界中の方々と「共に生きる」喜びを分かち合える女性を目指してほしいと思います。聖マリア女学院での学びの原点は聖書にある「隣人を自分のように愛しなさい」であり、この想いを「目指す生徒像~5つの花言葉」で表しました。 謙虚に学び、得た知識を他者のために生かす「稲穂のような謙虚さ」 思いやりとやさしい心を持って仲間と接する「菜の花のようなあたたかさ」 清い心ではつらつと生きる「ひまわりのような明るさ」 人の目を気にせずにありのままの自分と他者を大切にする「野の百合のような素朴さ」 そして何事も諦めずに取り組む「雑草のような力強さ」 これが本校での勉強や諸活動を通して身に付けて欲しいと思う心です。 毎年一つの花を目標とし、6年間の学校生活で美しい大輪の花を咲かせていきます。全教職員は「教育は愛なり」との創立者の言葉に支えられ、今日も生徒の成長に同伴していきたいと思っています。
学校長
授業の一環として聖書を学ぶほか、聖書朝礼やチャペルの祈り、練成会など、肌でキリスト教に触れる機会を多数設けています。自己と真摯に向き合いながら、人を思いやる心と品格を育み、聖書に基づくキリスト教の世界観・価値観を学ぶことで、女性として心豊かに成長していきます。
毎週月曜日の朝は、聖書朝礼で1日が始まります。校長先生や先生方の話を聞き、感想を書きます。1週間の指針となる聖書の言葉を全校で共有します。また、週に1度、学年でチャペルに集まりお祈りを捧げます。
ミッションスクールにとって、人間教育の中心となるのが聖書です。本校では、中1から高3まで「聖書・倫理」の授業があります。聖書の授業を通して、自己を見つめ、他者のために生きる心を育みます。
毎年5月に行う修養会です。学年ごとに設けられたテーマに沿った体験学習や講話、宿泊研修などを通して、カトリック校で学ぶ意義を分かち合います。また、新しい学年での仲間づくりのきっかけにもなっていきます。
中2から高2までの4年間、年に2回福祉施設を訪問し、お年寄りとふれあったり、車イスでの生活や視覚障がい者の生活体験を行います。他者を思いやる心を育み、人間としての成長を図ります。
経済的な理由で学校に通うことのできないフィリピンの子どもたちを、各クラスで1人ずつ担当し、学校に通い教育を受けられるように支援する活動です。手紙のやりとりをして交流し、「他者のために生きる」ということを体験的に学びます。
「英語教育の聖マリア」と呼ばれるように、英語をはじめとした語学教育に力を入れています。語学は、世界へ羽ばたくための翼。ネイティブスピーカーによる指導や独自の海外語学研修、留学サポートなどを通して生きた語学力と豊かな国際感覚を養い、国際的に活躍できるような女性を育てています。
オール・イングリッシュ TT& ESS
日本人教師と外国人教師が協力して授業を行うTT(チームティーチング)を、中1・中2で週6時間のうち3時間、中3から週6時間のうち2時間採用。また、テキストは現代の中高生の日常生活に関連づけて作成された「Metro」を使用し、「読む」「書く」「聞く」「発表する」「やり取りする」の技能を高めます。さらに、中1の3月には、1泊2日で英語漬けの生活が体験できるESS(イングリッシュスプリングスクール)にも参加できます。
海外語学研修
中2の3月は10日間のオーストラリア研修(希望対象者)、高1の3月は1ヶ月のカナダ研修または7日間のスペイン研修を選択し海外研修(希望対象者)に参加できます。カナダ研修では1人1家族でホームステイを体験します。
留学サポート
毎年20名前後の生徒が世界各地に1年間の長期留学に挑戦。学校も様々なサポートを行なっています。留学を通じて語学力の向上はもちろん日々の生活へ感謝する心の成長が期待できます。
[2018~2023年の合計]
留学期間は高2の4月から翌年の3月までの1年間。帰国後、入学時と同じ学年に戻って計3年間での卒業が可能です。もちろん帰国後1学年下に入り、留学1年+高校3年間の計4年間での卒業もできます(なお3年間で卒業しても、指定校・カトリック推薦を利用して進学できます)。※新留学プログラムの詳細は直接学校(入試広報担当)にお問い合わせください。
英検チャレンジ
授業を通して身につけた英語力を、英語検定に挑戦することで成果につなげます。通訳ガイドや英語検定1級の資格を持つ日本人英語教員とネイティブ英語教員の面接練習を放課後行います。
[2022年度]
※()内は中学生取得人数です。
大学連携プログラム
岐阜大学と連携して英語力向上と異文化交流を目的とした 交流プログラムを行っています。 ・ETC(English Training Class)高校生対象 年に12回、岐阜大学の海外留学生が来校し、英語で会話や文化交流を行います。
語学教育の他にも、学力を伸ばす学習カリキュラムが充実しています。基礎知識の習得や苦手内容の克服から、発展的内容の理解や応用力の養成まで、幅広くサポートします。
英語と数学は、中3から高2まで、一人ひとりの習熟度に合わせた授業を行なっています。特に高1・高2の英特・特進コースでは2クラスを3クラスに編成し、少人数教育で徹底的にサポートします。また、全教室に電子黒板を完備し、ICTを活用した授業を行っています。
放課後の7・8限授業では、大学受験に必要な問題演習を行います。大学入試共通テストや大学入試(2次試験)対策講座を各90分間実施。中学では希望者を対象に、補習・補充・質問会を実施します。
第1・3・5土曜日は出校日としており、総合的な学習・探究(学年行事)と授業を実施します。
一人ひとりの学習意欲向上を目指し、中学生は補習・補充・質問会、高校生は補習・質問会を実施します。苦手内容の克服や発展内容の理解に努め、6年間きめ細かくサポートします。